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買う前に知りたい!分譲住宅の土地の権利形態

公開日:2022/04/15  最終更新日:2022/05/13


住宅を購入する前に、土地の権利形態を確認するのは大切なポイントです。しかし、権利形態の項目は専門的な言葉が並び、分かりづらいと感じる人も多いでしょう。この記事では、分譲住宅の土地の権利形態について解説します。住宅を購入する前に種類や特徴を知り、後悔しない権利形態の物件を選びましょう。

分譲住宅の土地の権利形態は?

分譲住宅の土地の権利形態は、大きく分けて「所有権」と「借地権」があります。

分譲住宅の購入を検討し、物件の情報を集めていると「所有権のみ」という言葉を見かけた人もいるでしょう。所有権と借地権は特徴が大きく異なります。たとえば、所有権がある土地つきの住宅を購入すると、自分の判断で土地と住宅を好き勝手にできます。ほかの人に売ったり、貸したりするのも自由です。だれの許可も必要ありません。

一方、借地権の物件はそうはいきません。違いを知らずに物件を購入してしまうと、将来的に困ってしまう場面があるでしょう。住宅を購入する前に、それぞれの違いを押さえる必要があります。

所有権と借地権の違い

次に、所有権と借地権の違いを解説します。違いを押さえ、どちらの権利形態が自分に適しているか知りましょう。

■所有権とは

所有権とは、所有しているものを自由にできる権利をいいます。所有権がある土地つきの分譲住宅を購入すれば、住宅と土地の所有者になれます。住宅を建て増ししたり、土地の一部をほかの人に貸したりするのも自由です。また、住宅と一緒に土地も購入しているため、月々土地の使用料を誰かに支払う必要もありません。

しかし、固定資産税や都市計画税などの税金は支払う必要があります。自由度が高いという特徴から、ほとんどの分譲住宅は所有権つきの土地と一緒に販売している場合が多いです。住宅とあわせて土地も手に入るため、購入時の価格は借地権つきの物件と比較すると高い傾向にあります。

とはいえ、所有権がないと土地や住宅を好き勝手にできません。自由度の高さで選ぶなら、土地の所有権がある分譲住宅を購入するのをおすすめします。

■借地権とは

借地権とは、土地の所有者から許可をもらい、土地の上に建物を建てる権利をいいます。建物を建てる権利を得ているからといって、土地の所有者になったわけではありません。そのため、自分の判断で好き勝手に行動するのは不可能です。たとえば、住宅のリフォームをするとき、土地の所有者から許可を得ないとできない場合が多いです。

また、借地権には多くの種類があります。借りられる期間が限られているものが多く、一時的な利用になる場合がほとんどです。中には、期間が終了すると所有者に土地を返さなくてはならないものや、契約更新ができないものがあります。

借地権は、種類や契約内容によって自由度や条件が異なります。借地権つきの土地を希望するなら、種類や契約内容を必ず確認しましょう。場合によっては、双方の合意次第で永続的に土地を使用できる可能性もあります。希望する条件があれば、担当者に伝えましょう。さらに、土地を借りているため、使用料を月々所有者に支払う必要もあります。

所有権と借地権は所有者や自由度、支払うお金が異なります。分譲住宅を購入する前に違いを知り、ライフプランを考慮して自分に適した権利形態の物件を選びましょう。

売買を考えるなら所有権のある物件を選ぼう

将来的に売買するなら、所有権がある土地つきの物件がおすすめです。所有権を有していれば、誰の許可を得るわけでもなく売買できます。一方、借地権でも住宅の売買は可能ですが、土地の所有者に許可を得る必要があります。承諾料を支払う場合も多く、手続きが複雑になる可能性も高いです。やり取りが長期化する恐れもあるでしょう。

また、許可がおりないと、最悪の場合裁判で決着をつけなくてはなりません。売買に限らず、リフォームや借地権の更新の際も、土地の所有者との間でトラブルが起きるのは珍しくありません。せっかく住宅を購入しても、自由度が低ければ何をするにも制限がかかり嫌な思いをすることも多いでしょう。

その点、所有権がある土地を購入してしまえば、トラブルが起きる心配は少ないです。現時点で将来的に売買を検討しておらず、土地の権利形態が所有権の物件と借地権の物件で悩んでいるなら、所有権がある物件をおすすめします。

借地権のある物件は、所有権のある物件に比べ安価な傾向にありますが、安さのみを理由に借地権つきの物件を選ぶのは控えましょう。今は売買するイメージがつかなくても、今後住宅の売買を考える可能性もあります。土地の権利形態が所有権の物件は資産価値も高く、住宅ローンも組みやすいです。住宅を購入する際は、将来の選択肢を広げておくのも重要です。

 

所有権と借地権は特徴が大きく異なります。今回解説した違いを参考に、住宅購入前にそれぞれの特徴を押さえましょう。分譲住宅を購入するなら、自由度の高さから所有権がある土地つきの物件がおすすめです。物件選びは現在の生活のみを基準にするのを避け、将来の選択肢を狭めないようにしましょう。

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