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木造住宅のメリット・デメリット

公開日:2021/02/15  最終更新日:2020/12/25


分譲住宅を建てるときに木造住宅にするか、鉄骨住宅にするか迷いますよね。日本で古くから親しまれている木造住宅には、長らく多くの人に選ばれているだけの理由が存在します。そこで、今回は木造住宅のよさを知るために、木造住宅のメリットとデメリットについて解説していきます。ぜひ、分譲住宅を建てる際に参考にしてください。

昔ながらの温かみのある家にできる

木造住宅では、昔ながらの温かみを感じる家にできることが一番はじめに挙げられます。天然の木材を使用されていることから自然を感じられる空間となり、落ち着きと温かみのある住宅にできます。

また、木造住宅には香りや視覚的癒しがあり、科学的にも木材には人をリラックスできる効果があるといわれています。長い時間過ごす家の中でしっかりリラックスできるのというのは大きなメリットです。

また、木造住宅はデザインが比較的自由にできます。木造住宅では、基礎や柱などの強度を保ちながら屋根を支え」という基本的にシンプルな構造をしていて、基礎、土台、柱、梁が法律の基準を満たしていれば、そのほかは自由に設計できます。自分の理想の家にできることや、将来リフォームしやすいので、長年の生活による家族のライフスタイルの変化の心配もいらないところがメリットであるといえるでしょう。

また気密性が高いというメリットもあります。木造住宅では耐震性を保つために、壁や柱を増やす必要が出てきます。その分、壁が多い、窓が小さい、少ないといった間取りになることから、気密性が必然的に高くなります。

気密性が高いと、室内に空気が溜まるため温かくなりやすく、少しの暖房でも充分に室内温度を高めることができます。廊下や洗面所、お風呂場などの室内以外にも隙間風が入りにくくなるので、室内との温度差も大きくなりません。また、暖房を利用する必要がなくなるので、電気代や燃料費の削減にもつながります。

鉄筋より低コストで建てられる

木造住宅では、基本的に鉄筋よりも低コストで住宅を建てることができます。木造住宅は木材を使用して建築物を作ることから建築物が軽く基礎工事にあまり手間がかかりません。使用する木材の種類によって異なりますが、すでにある程度の防火効果があるので、下処理が比較的に簡単に済みます。

鉄筋の場合だと、建築に使う素材に耐火処理や防サビ処理をする必要があるのです。このように、木造住宅は材料費が安価かつ下処理が簡単であることから鉄筋よりも低コストで建てることができます。ただし、依頼先によって建築にかかる坪単価が異なり、木材自体の価格も種類によってさまざまであることを理解しておく必要があります。

見積もりを取るなど、予算との兼ね合いを考えながら家造りすることをおすすめします。しかし、鉄骨系にくらべて木造は建築費用が抑えられるので、高額になりがちな建造物でコストを抑えられるところは大きなメリットであるといえるでしょう。

木造住宅にはデメリットも

これまでに木造住宅のメリットをご紹介してきましたが、デメリットもあります。

一つ目は、鉄筋系と比較して耐用年数が短いことです。素材を考えてもらうとわかりやすいのですが、鉄筋よりも木材の方が長持ちしづらくなります。鉄骨系は腐食しない限り長持ちさせることができますが、木造だと天然素材であるため、どうしても耐用年数が短くなってしまいます。

また、耐震性も鉄骨系ほど期待できません。こちらも理由として、素材の強度の問題が挙げられます。鉄だと、ボールペンのほどの太さでも数百㎏、あるいはそれ以上力を入れても変わりませんが、木材だと折れてしまいます。最近の木造住宅でも充分に耐震性はありますが、鉄骨系ほどの耐震性を期待するのは難しいといえます。

さらに、木造住宅はコンクリート系の住宅に比べて防音性も低いといわれています。もし、木造住宅を検討しているのであれば、楽器を演奏したい方や、子育て中の方はあらかじめ知っておいた方がいいでしょう。また、周囲に大きな道路や学校などがあると、外の音が気になってしまうケースもあるので注意しておきましょう。

このように木造住宅にもいくつかデメリットがありますが、現在の木造はかなり品質が高く、耐震性や防火性に関しても法的な基準をクリアして性能の高いレベルにあります。そのためデメリットをあげましたが、心配する必要はなく安心して過ごすことができます。

 

本記事では木造住宅のメリットとデメリットについて紹介しました。木造住宅では昔ながらの温かみを感じることができたり、デザインを自由に設計できたり、低コストであるというさまざまなメリットがあります。反対に木造住宅には、鉄筋系に比べて耐用年数が短い、耐震性、防音性が低いのがデメリットです。しかし、現在の木材は非常に品質が高いので、上記のデメリットを心配する必要が少なくなっています。分譲住宅を木造にするのか検討している方は、参考にするとよいでしょう。

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