デザイン重視?機能性重視?あなたに合った一戸建てはどっち?
一戸建てを分譲住宅や建売住宅の形式で購入するとなった場合、大事になってくるのは「どのようなことを家に求めているのか」です。「自分が住むためにはこれが必要だ」という譲れないコンセプトを持っておくべきです。
この記事を通して正しい住宅選びのお手伝いをさせていただきます。デザインか機能性、どちらを重視されるでしょうか。
デザイン重視住宅と相性のよい方
内観や外観のデザイン性を重視した住宅は、どのような考えや志向を持った方にうってつけなのでしょうか。まず考えられるのは自分たち家族の所有する家に対してとても大きな魅力を感じている方です。
高度経済成長期のころより、マイホームというものは多くの人々の憧れでした。家を所有しそこへ住むことにより、自身が非常にグレードの高い社会人になれたという自覚を持たれる方は、現代であっても数多くおられるでしょう。そのような考えの方々のステータスを引き上げるものとして、世田谷や流山に建てられたデザイン性の高い住宅というのは、うってつけとも言ってよい存在です。
また、積極的にゲストを招待してパーティー等のイベントを開催されたいという方にもおすすめです。せっかく高いお金を出して購入するマイホームなのですから、できる限りその見栄えにこだわり、訪れる友人や同僚を驚かせたいのが人情というものでしょう。よりたくさんの羨望と憧れの眼差しを集めたいのであれば、住宅のデザイン性は重視してしかるべきです。
機能性重視住宅と相性のよい方
さて、それなら機能性に重視した住宅がおすすめなのは、どのような考えの方なのでしょうか。第一に相性がよいと言えるのは、たくさんの子どもや両親とともに暮らすことを想定した、いわゆる「大家族」でのライフスタイルを想定されている方です。
家というものは大勢の人間が住めば住むほど、その問題が目立ちやすくなります。たくさんの人間が行き交うことによって、空間の狭さやシステムの不便さが直接不満として露出する可能性が高いのです。ならば、購入前に高い機能性を備えた住宅を選んで然るべきでしょう。
そしてまた、人生において「安全」や「安心」を第一に考えたいという方にもおすすめできます。人生というのは何が起こるか分かりません。先ほどまで笑ってすごしていたのに、直後大ケガをしてしまうということだってあり得るのです。そうした目先に潜む危険を回避するため、マイホームに対しても「備え」を徹底的にするというのは、ごくごく自然な行動でしょう。
デザイン重視住宅のメリット
それでは、実際デザイン性を重視した住宅をマイホームとして購入した場合、どのようなメリットが得られるのでしょうか。なんと言っても大きな利点はステータス性の獲得によるモチベーションのアップです。ただ自分の家を持っているというだけでもステータスにはなりますが、その見栄えが優れていればより大きな優越感と満足感を得ることができるはずです。
そうすれば、「こんなにきれいな一戸建てに住んでいる自分はとても価値のある人間だ」と思えるようになり、仕事や子育てに対してより積極的に取り組めるようになります。
また、見栄えのよい住まいを手に入れることによって、ストレスや不安を軽減するという効果も期待できます。どれだけ日々の仕事が大変であったとしても、周囲の家々と比べひときわ優れた見栄えの我が家をみれば、「自分のがんばりは無駄ではない」とポジティブな気持ちに切り替えられるでしょう。
機能性重視住宅のメリット
一方で、機能性が充実している住宅を選んだ場合のメリットとは、どのようなものでしょうか。まず想定されるのは、長い間ひとつの家に住みやすくなるということです。購入したころはそのようなことを気にしなくても、加齢によって体力が落ちてくると家の構造の不便さや機能の不足に少なからず不満を募らせるものです。結果として、やむを得ずより住みやすい住宅へ引っ越しするといったようなことも少なくありません。
しかし、最初から機能性を重視した住宅を選んでいれば、年をとっても不自由を感じることなく今まで通りのライフスタイルを続けることができます。また、途中で子どもが誕生したり、両親と住むことになったとしても、リフォームや増改築を行う必要性をできる限り減らすことができるのも魅力的です。
最初から機能性を重視していれば、改めてバリアフリーや子どもに配慮した増改築を行う手間や費用が省けるので、購入時は多少割高に感じられるかもしれませんが、将来的には費用と時間の大きな節約につながるというのが魅力的です。