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ZEH(ゼッチ)住宅とは?注目されている理由やメリットをご紹介!

公開日:2023/03/15  最終更新日:2023/02/01


ZEH(ゼッチ)住宅とはどういうものなのか、気になっている方は少なくないでしょう。日本政府は、脱炭素社会の実現に向けてZEH(ゼッチ)を推奨しています。そこで今回は、政府がなぜ推奨しているのか、どんなメリットとデメリットがあるのか、見ていきましょう。これから注文住宅を建てたいと考えている人は、今後の参考にしてください。

ZEH(ゼッチ)とは

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略です。生活に必要なエネルギーを生み出して活用する住宅を指します。再生エネルギーを使用して消費エネルギーをゼロにする取り組みは、政府も力を入れているものです。省エネを取り入れている住宅といえるでしょう。

ZEH(ゼッチ)の強み

省エネを取り入れていることが強みとなりますが、生活に必要なエネルギーをつくり出す能力を持っていなければいけません。創出エネルギーが消費エネルギーを上回ると、生活に必要なエネルギーを生み出して活用しているといえます。こちらは天候や機器の状態により変化するので、毎月安定したエネルギーを生み出すのは難しいといえるでしょう。

省エネ

エネルギー量を把握するためのシステムや消費電力の少ない家電製品などを導入するようにしましょう。たとえば、蛍光灯ではなくLED照明、給湯システムも消費電力の少ないものを選択します。

創エネ

たとえば、太陽光発電システムを導入することで、生活に必要な光熱費を抑えられます。また、使用せずに余った電気は電力会社に売却することもできるのです。

断熱

断熱性能が優れていると、夏は涼しくて冬は暖かい室内環境を作れます。そのぶんエアコンの稼働時間が短くて済むので、消費エネルギーの削減に有効です。

ZEH(ゼッチ)が注目されている理由

近年注目されている理由を3つ紹介します。

脱炭素社会を実現するための取り組みとして注目されている

二酸化炭素の放出が続いている影響から、地球温暖化が進行しています。そのため、2030年までに新築住宅の半数をZEHにすることを日本政府は目標に掲げているのです。省エネと創エネに取り組むことで環境負荷が軽減し、生活に必要なエネルギーを生み出せるので、過度なエネルギー依存を生まなくなるでしょう。

ヒートショック対策にも効果がある

浴室の温度と脱衣所の温度の高低差が激しいときに、ヒートショックを起こして命を落としてしまう人が少なくありません。しかし、断熱性能に優れている住宅であれば、室内の温度は常に一定に保たれているため、脱衣室も暖かくなっています。ヒートショックの予防にも政府は力を入れているので、今後は導入する人が増加するでしょう。

ZEH(ゼッチ)の受注数が増加している

ハウスメーカーや工務店のなかには、ZEH(ゼッチ)の受注数を増加させると宣言しているところもあります。これらの業者はZEHビルダーと呼ばれています。

ZEH(ゼッチ)住宅のメリット

こちらでは、ZEH(ゼッチ)住宅のメリットを4つ紹介します。

光熱費を抑えられる

自家発電で電気代をまかなえれば、電力会社から電気を購入する必要がありません。電力会社は、市場や需要と供給のバランスなどで電気代が高騰する恐れがあります。そのような不安と向き合う必要が無いので心理的にも楽になるでしょう。

断熱性能が高い

一般的な住宅の場合、部屋は暖かくても廊下や玄関が寒いことがあります。断熱性能に優れている住宅は、廊下や玄関も暖かいので快適に過ごせるのです。

エネルギーの生産性が高い

蓄電池を設置するとエネルギーを備蓄できます。備蓄したエネルギーは非常時に使用できるので、災害時や停電時に役立つでしょう。

高額で売却できる可能性がある

性能が高い住宅は信用度が高いので、高額で売却できる可能性があります。将来的に売却を考えている人は、水回り設備などの劣化が進行しやすい箇所を大切に使用しておきましょう。また、売却前のリフォームは慎重に検討してください。リフォームしないほうが高い査定額になる可能性があるので、専門家に相談しましょう。

ZEH(ゼッチ)のデメリット

こちらでは、ZEH(ゼッチ)住宅のデメリットを2つ紹介します。

天候により発電量が変化する

夏は日照時間が長いので発電量が増加しますが、冬や梅雨時期は日照時間が短いので発電量が低下します。また、余った電気を電力会社に売却できますが、以前のように高値で売却できなくなっているので収益化は難しくなっています。

設備投資とメンテナンスに費用がかかる

一般的な住宅と比較すると性能が高い住宅なので、費用が高くなります。そのため、初期費用に余裕を持っておく必要があるのです。また、建築コストがかかるだけではなく、メンテナンス費用もかかります。たとえば、太陽光発電を導入した場合は、毎年パネルを業者にメンテナンスしてもらうことで、発電量の低下を抑えられるでしょう。

まとめ

これから今まで以上に導入が進むであろうZEH(ゼッチ)について紹介しました。ZEH(ゼッチ)住宅は、設備投資とメンテナンスに費用がかかりますが、性能が優れている住宅で生活を送れることで快適な暮らしが実現するのは事実です。また、時代背景も無視できません。環境負荷を軽減するためにも、興味がある人は工務店やハウスメーカーに問い合わせてみてください。

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