和風の一戸建てと洋風の一戸建て…あなたの好みはどっち?
分譲住宅の購入を検討している若い人も多いのではないでしょうか。しかし流山市で一戸建てを手に入れようとしている人の中には、和風と洋風のどちらにしようか迷っているという人もいるでしょう。
今回は、分譲住宅における和と洋の違いや、どんな場合にそれが向いているのかについて分かりやすく紹介します。
和と洋の住宅はそもそも何が違うのか
流山市のように子育て世代が増えている地域では、比較的若い世代の人が分譲住宅の購入をするケースが多くなると言えます。
かつての経済成長期の若い人は、洋風のデザインを好む傾向にあったと言われていますが、最近ではエコロジーなどの観点から和風のものが再評価されていると言われているのです。そのため、流山市で分譲住宅を購入するときに和と洋のどちらがいいか迷っている人も多いでしょうし、その場合は両者の違いなどをよく知った上で選ぶ必要があります。
住宅における和と洋の違いというと、まず頭に浮かぶのは畳の部屋があるかどうかということかもしれませんが、実はそれだけではありません。では何が違うのかというと、まず挙げられるのは「使用されている素材」です。和の場合は、土壁や瓦が使われるという特徴がありますが、洋の家の壁は断熱材を入れやすい大壁になっています。
次に挙げられるのは、見た目にも分かりやすい「デザイン」の違いです。和の家では、部屋の間取りを決めることはできますが、あまりデザインの工夫ができないという特徴があります。しかし洋の場合は、まずデザインを考えてから間取りを決めるというやり方なので、デザインの工夫がしやすいと言えるでしょう。
そしてこの両者は、そもそも建て方にも違いがあります。和風のものは柱や梁を基本とする伝統的な方法になりますが、洋風のものは床・天井・壁を面で支えるというツーバイフォー工法になります。
和風の一戸建てが向いている人とは
和風の一戸建ては、天然の木材を使った日本の伝統的な工法で建てられるのが特徴となっており、比較的落ち着いた雰囲気の住宅になると言えます。そのため洋風のオシャレなデザインがいいという場合よりも、伝統的な落ち着きのあるデザインや空間が好みの人に向いているでしょう。
何がオシャレなのかというのは、それぞれの好みや主観によっても変わってきますし、最近は伝統的な和のテイストを好む若い人も増えていると言われています。さらに言えば、歳を重ねると洋より和の落ち着いた雰囲気のものが好まれる傾向にありますし、住宅というのは長い年数使うものだということを考慮すると和のほうが後々よいという考え方もできます。あるいは、高齢の親と一緒に住む場合も、和風のほうが受け入れてもらいやすいということが言えるでしょう。
和の家というのは、隣り合う部屋を襖によって仕切ることができるので、襖によって部屋同士を仕切ったり繋げたりといったことも可能であり、生活スタイルに応じて間取りを変化させられるというメリットがあります。そして生活スタイルという点で言うと、全ての部屋を畳にする必要はないため、キッチンとダイニングがフローリングになっているなどの希望に合った物件を選ぶとよいと言えるでしょう。
いずれにしても、見た目のデザインだけでなく長年住むことを前提とした住み心地についてもよく考えて選ぶことが大切です。
洋風の一戸建てが向いている人とは
洋風の一戸建ては、外装や内装のデザインがいいというのが一番の特徴になっているので、オシャレだったりカワイイ家が好みという人に向いていると言えます。オシャレの感覚は人それぞれということを先ほど説明しましたが、比較的地味な印象のある和の家より、明るくてオシャレな見た目をしている洋の家を好むという人もやはり多いと言えるでしょう。
これから新しい生活をはじめようとしているときに、気持ちが明るくなるようなデザインを求めるのは当然と言えば当然かもしれません。それに洋の家の場合は、ソファやテーブルなどを置いてもしっくりきますし、多少凝ったデザインの照明を取り付けてもあまり違和感がないと言えます。
もちろん和の家でも洋の家具を取り入れることでモダンな感じにすることもできますが、ミスマッチにならないように選ぶ必要があります。しかし洋風の住宅であれば、西洋家具を取り入れやすくなるのです。
また、洋の家というのはフローリングの床が基本になりますが、すべての部屋をフローリングにする必要はありません。親と同居する場合などは、その部屋だけ畳敷きにするとよいですし、分譲住宅であればそうした仕様になっている物件を選ぶとよいでしょう。
いずれにしても、実際に住む人や生活スタイルを考慮した上で、洋風の分譲住宅の間取りやデザインを選ぶことがとても重要だと言えます。
和と洋の一戸建ては、使われている素材やデザイン、そして建て方に違いがあります。和風の一戸建てが向いているのは伝統的で落ち着いた雰囲気がいいという人で、洋風の一戸建てが向いているのは外装や内装のデザインがオシャレなものがいいという人だといえます。