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分譲住宅では「外構」がないってホント?その真偽に迫る

公開日:2023/09/15  最終更新日:2023/07/03


分譲住宅はすべて設計されているため、手間がかからないと安心していませんか。住宅だけに着目している方が多くいますが、外構も無視できません。実際に暮らしてみると、不備が目立つものです。では、本当に外構がないのでしょうか。また、どこまでが外構なのか、費用はどのくらいかかるのかなど解説します。

そもそも「外構」とは?

外構はエクステリアとも呼ばれている外に設置されている構造物です。外構は家の雰囲気を大きく変える大事な装飾になります。また、外構は外見イメージだけでなく、暮らしやすい空間をつくり出す複数の機能を持っています。

たとえば、敷地内に庭木を植えることで防風対策や防火の機能を果たす役割もありますし、庭にガーデニングスペースやテラスを作れば生活が充実するでしょう。また、外構は内部と外部を区別して、不審者の侵入を妨げる防犯機能をもっています。

分譲住宅には外構がない?

注文住宅の場合、理想を実現するために細かくヒアリングして設計していきます。そのため、建物以外の外構も希望に沿って建築されていきます。

一方で、分譲住宅ではハウスメーカーによって異なりますが、外構も含めて住宅を販売しているので、より価格を抑えるために最低限のエクステリアとなっている場合が多く、購入後に追加したという方も少なくありません。

分譲住宅の外構

今となっては少なくなったものの、外構工事の費用を物件価格には含まず、別料金として販売している業者もありました。また、現在でも分譲住宅によくあるのが、似たような住宅が並んでいて、塀などが設置されていない物件です。

エクステリアが充実していないのには、買主が外構を必要としていないと考えている人や資金不足で工事できない人、検討中な人、そもそも面積が狭いので外構工事ができない人といった様々な理由があります。

外構が含まれているか確認が必要

一部の分譲住宅には、外構が含まれていない場合があります。そのため購入前に必ず確認が必要です。確認せず購入してしまった場合、売主と買主の相違によるトラブルに発展する可能性もあります。

たとえば、カーポートや車庫で、完成前のイメージ図には描かれていたが、完成後に対象外だと発覚しトラブルとなったケースです。このようなトラブルにならないためにも、住宅だけでなく、外構についても確認してから契約するとよいでしょう。

最低限やっておくべき外構とは?

生活に支障なく、安全に暮らすために最低限必要な外構について3つ紹介します。

1つ目は、玄関アプローチです。もし、玄関までの通り道が舗装されていなかった場合、悪天候の日は玄関が濡れてしまい、土などによる汚れの原因にもなります。

2つ目は、塀やフェンスなどの囲いです。設置しないと、隣地とのトラブルもそうですが、屋内が丸見えでプライバシーが守られない、防犯性が低く安心できないといったデメリットがあります。

3つ目は、表札やポスト、インターフォンの設置です。これらがなければ、来客や郵便、配送での困りごとが増加してしまうので、設置は欠かせないといえるでしょう。

分譲住宅における外構工事のタイミングとは?

駐車場スペースにカーポートを設置したい、家族のために手すりを設置したい、また最近では、宅配ボックスを設置する人が増えています。見た目を気にしなければいつ施工を初めても問題ありません。しかし、タイミングによっては費用を抑えられますし、仕上がりもきれいになります。

もし、該当するのであれば、足場が外れる前までに追加しましょう。とくに、カーポートであれば電気配線も引っ張らなければいけませんし、支柱も埋め込む必要があります。完成後の場合、もう一度コンクリートを打ち直さなければなりません。そうなれば見た目も変わってしまいます。

何より、完成直前で設置するとなれば、完了検査済証という建築基準法で定められた証明書がクリアされず、建築側が再度設計図を書き直さなければいけないということもあるのです。そのため、法令を守るためカーポートを取り扱わないハウスメーカーもよくあります。

外構の種類や費用相場はどんなものがある?

では、外構について詳しく説明し、どのくらいの費用がかかるのか紹介します。

クローズ外構

クローズ外構とは、敷地を塀やフェンスなどで囲い、外部と内部を選別するタイプになります。外部から内部の様子を見られず、プライバシーや防犯面で優れていますが、圧迫感を感じる場合があります

オープン外構

その名の通り、塀やフェンスを設置せず、開放的な印象のタイプがオープン外構です。費用を抑えられるのが最大のメリットですが、オープンであるためプライバシーが保護されないのが欠点といえます。

セミクローズ外構

クローズとオープンのバランスを保っているのがセミクローズ外構です。どちらのタイプのメリットも兼ねていますが、バランスを考えないと中途半端になってしまうのがネックとなります。

リフォームの相場

分譲住宅であれば、外構の内訳は約30〜50万円が相場です。もし、外構を追加するとなれば、塀やカーポート、街灯、雑草対策など各20〜50万円以上になります。クローズ外構の場合、塀やウッドデッキ、カーポートを設置して約200万円以上、オープン外構は塀なしでウッドデッキ、玄関アプローチのみでも約50〜100万円以上、セミクローズであれば約150万円以上を想定しておきましょう。

まとめ

外構にかかる費用は、住宅販売価格の1〜2割だといわれています。分譲住宅は、オープン外構が多く、外構が最低限で済まされている場合が多いため、後からリフォームが必要となるケースがあります。もし、追加で設置したいのであれば、完成前で足場があるうちに依頼することがおすすめです。近隣の住民とのトラブルや費用を抑えるためにも早めに工事を実行し、快適な生活を送りましょう。

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