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建築方法にも注目!?木造建築と鉄骨造建築の違いについて

公開日:2019/12/15  最終更新日:2019/12/20

住宅を購入するさいの選択肢として分譲住宅がありますが、分譲住宅にも構造上の種類があるものです。日本では木材が比較的、豊富に手に入ることや加工のしやすさから木造建築が中心ですが、近年は鉄骨で建てられる住宅も珍しくなくなっているもので、それぞれにメリットとデメリットがあります。

木造建築のメリットとデメリット

木造建築は文字通り、木で作られたものを指しますが、現在の建物では完全に木で作られるわけではありません。多くは柱や梁といった構造が木で作られているものであり、見た目に木が使われているとわかるような家はほとんど見られません。

これは外壁には耐候性に優れたモルタル塗りやサイディングボードが使われるためで、またそもそも屋根も焼き物の瓦やセメント、スレート、金属などが用いられることで、雨水が建物内部に侵入しないようにしているためです。

木造建築で良く言われるデメリットは、地震に対して弱いことや柱などが腐食するといった事があげられます。しかし、耐震性については柱を大きくしたり筋交いを入れるなどして補強して高めることができるほか、現在では耐震壁と呼ばれる板を壁に入れたり、金具による固定が行われるようになっており十分な耐震性が確保されています。腐食に関しても換気を良くすることで発生を最小限にすることができ、そのような工夫がされたものも増えています。

一方で、現代ではさまざまな資材を使うことができるようになっている中で木が使われる理由は、やはりコストを抑えることができ、加工のしやすさから設計の自由度も高いものです。ただし木造でもより丈夫に作るために柱を太くするなどすれば価格は高くなります。現状では、分譲住宅で売られている住宅の殆どは木造で作られているものです。

鉄骨建てのメリットとデメリット

鉄骨建てはその名の通り、鉄骨を用いて作られているものですが、その種類には重量鉄骨と軽量鉄骨に分類されます。これは鉄の厚みによる違いで、重量では6ミリ以上、軽量ではそれ以下で作られているものです。

重量では柱と梁を接合して枠組みを作って建物を作るラーメン工法が用いられますが、軽量の場合には木造と同様に柱と梁を組み合わせて作っていきます。一般的な住宅に用いられるのはコストの面から軽量のものが用いられており、専門のハウスメーカーも存在しますが、重量のものは主にマンションなど3階以上の高層の建物や大きな間取りを求められるような建物に用いられるものです。

鉄骨建てのメリットは、鉄で作られているため品質が安定していることであり、また木と比べると強度面で優れており耐震性があります。また強度面で優れているため柱と柱の間隔を広げることができるので、間取りを広くするといった面で有利です。このため木造には作れないような建物を作ることが可能になります。

一方でデメリットは、鉄ですので温度変化が激しく吸湿性もないために内部結露が起こりやすく、それが原因で錆が発生するため防錆処理が必要です。鉄は熱の吸収が良いため夏は暑く、冬は寒くなりがちといった面があります。このほか、耐火性は良くなく高温に晒されると急激に強度が弱まり建物が崩壊する恐れがあるものです。

分譲住宅で多い建築方法について

流山には多くの分譲住宅がありますが、流山で多数を占める建築方法は木造建築です。分譲住宅は比較的手に入れやすい価格帯で販売されているため、コスト面で優れる木造の方が一戸建てとしては有利といえます。

また流山は比較的、土地に余裕のある地域ですから、建築コストを抑えるために高層化する必要がなく、その点でも木で作っても十分な広さのあるものを作ることができるものです。

なお、木造でも2種類あり従来の軸組在来工法枠組壁工法で、前者は柱と梁で家を支えるのに対して後者は壁で家を支えます。それぞれにメリットとデメリットがありますが、軸組在来工法は柱と梁で枠組みを作っているのでコスト面や間取りの自由度などのメリットがあるものです。ただ柱で支えているため柱の太さが耐震性や耐火性に大きく影響するのがデメリットといえます。

一方で枠組壁工法は、規格化された木を使って家を建てていくもので、柱や梁よりも合板で作られた板を壁に使うことで建物支えることができます。メリットは、耐震性と高気密校断熱に優れていることですが、反対に大きな窓を取り付けるといったことには不向きですし、壁の配置バランスが崩れると耐震性が損なわれるリスクがあるためリフォーム時に注意が必要です。

いずれにしても、分譲住宅で多いのは木造ですがその工法によって性能が変わってきますから、それぞれライフスタイルに合わせた建物を選ぶことが欠かせません。

 

流山は交通の便利の良い地域で、住宅地としても発展しています。このため分譲住宅を販売する不動産会社や建設会社、工務店は多くありそれぞれに特色のある住宅を販売しています。得意とする分野もありますから、建築方法などを参考にして選ぶことが大事です。

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