イメージが大事!注文住宅や分譲住宅に住む自分を想像してみよう
せっかくローンを組んで分譲住宅や建売住宅、注文住宅を買ったのに、「思っていた暮らしが送れない」と不満を感じる方は少なくないようです。
こうした購入後のミスマッチを防ぐためには、どのような生活を送るかを具体的にイメージすることが重要となります。
この記事を参考に、ぜひ想像してみましょう。
どのような場所に建つ家が欲しいか
まず最初に思い浮かべていただきたいのは、ご自身が求めている住宅というのはいったいどのような場所に建てられているのかといったことです。
たとえば、流山や世田谷、千里といったようなステータス性の高い郊外の分譲地に建っている家がよいのか、それとも規模の大きい駅へ簡単にアクセスができる、比較的都心に近い場所がよいのか、といったことを具体的にイメージしてみましょう。もし、ゆったりした空間で子育てをしたいのであれば自然に近い郊外のエリアがおすすめです。それに対して通勤や通学その他お出かけを便利にしたいのであれば、都心周辺の住宅を選んだ方がよいでしょう。
住宅のデザインはどうするか
次に、ご希望の住宅がどのような見た目、デザインをしているかを想像してみてください。せっかく一生に一度ともいうべきとても大きな買い物なのですから、自分の志向にぴったりハマっているデザインの物件を選ぶべきです。
近年は住宅のデザインもかなり多様化しており、和風や洋風のみならず、和洋折衷にシンプルモダン等個人の趣味や相性に合わせたいろいろなデザインの住宅が存在しています。どのようなデザインの家が自分に合っているのか、実際に歩き回るところ、生活しているところを思い浮かべながら考えてみましょう。
間取りはどれぐらい必須か
さて、住宅というのは当然住む場所でありますから、「住みやすいかどうか」ということについてはより一層具体的にイメージしていかなければなりません。
その場合、まず想像してみるべきはその間取りでしょう。キッチンやリビング、子ども部屋に書斎等、欲しい部屋というのはたくさんありますが、どれかひとつの部屋だけが広すぎても困りますし、逆に狭すぎても困ります。
ご自身の家族構成や生活環境等がどういったものなのかを考えた上で、どのぐらいの間取りが必要なのか、どれぐらいの間取りがあれば快適に暮らせるかを考慮しながら、間取り図を頭の中で組み立てていきましょう。
どのような機能が欲しいのか
次に考えていただきたいのは、住宅に求める機能性です。暮らしやすい住宅の条件は、自身とそのご家族にぴったり合った機能が豊富に揃っていれば、とても便利な生活が送れることでしょう。
現在の住宅には豊富なオプションが取り揃えられています。防犯シャッターにカーテンレール、フロアコーティングに浴室暖房乾燥機、ウッドデッキにLED照明、IHクッキングヒーターにウォシュレット等々、挙げていけばキリがありませんが、これらすべてを導入するというのは予算的にもスペース的にも難しいでしょう。ですので、実際に生活している風景をイメージしながら必要な機能をリストアップしてみましょう。
現状の住まいに対する不満を書き出してみる
よりイメージを具体的かつ現実的にする方法として、今の住まいと比較を行ってみるという方法が挙げられます。分譲住宅や注文住宅の購入を検討されているということは、現状の住まいに対して何かしらの不満があるということ。それに関して具体的に述べられないという状態ならば、一度紙やメモ帳ファイル等を用意し、ひとつひとつ書き出してみてはいかがでしょう。
一通り不満を書き出しリストアップすることができたのであれば、それらを解消するためにはどのような住宅をセレクトすればよいかということについて検討していけばよいです。そうすれば、今抱えている悩みをより効果的に解決してくれるであろう物件がどのようなものか、自ずと分かってくるはずです。
業者へ相談してみるのも有効
自分でイメージしてみてもなかなか具体的な希望がつかめないというのであれば、実際に不動産業者やハウスメーカーへカウンセリングを持ちかけてみるというのも有効な方法です。彼らは住宅に関するプロですから、顧客が住まいに関する何かしらの問題で悩んでいるということを聞けば、それを解決するための機能を持った住宅をすかさず提案してくれるでしょう。こうした機会は積極的に利用していきましょう。